おでんを作るとき、多くの人は専用のおでんの素を使いますが、もし手元にない場合、どうしたら良いでしょう?
買い忘れたり、お店になかったりしても心配はいりません。
実は、おでんのだしを作る際、ほんだしなどの代替品を使っても美味しくできます。
この記事ではその方法を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
おでんの素がない場合の代替方法
通常、おでんの素は水に溶かすだけで簡単におでんのだしを作れる便利なアイテムです。
多くのスーパーで手に入り、家庭の味としても親しまれています。
しかし、「在庫がない」「店頭にない」という場合もあります。そんな時、どう対応すれば良いでしょう?
答えは、家にある他の食材で代用することです。
疑問に思うかもしれませんが、おでんの素の主な成分には、塩、だし、醤油など家庭でも準備できるものが多く含まれています。
ただし、かつおエキスなど特定の成分は入手が難しい場合もあります。
そこでおすすめなのが、「だしの素」の使用です。
例えば、味の素のほんだしの成分を見ると、以下のようになっています。
■ほんだしの成分
・食塩(国内製造)
・砂糖類(砂糖、乳糖)
・風味原料(かつおぶし粉末、かつおエキス)
・酵母エキス
・酵母エキス発酵調味料
・調味料(アミノ酸等)
これらの成分は、おでんの素と共通しています。つまり、ほんだしを使えば、おでんの素の代わりになり、本来の味に近づけることができます。
塩、砂糖、かつおぶしに加え、かつおエキスや酵母エキスも含まれているので、通常のかつおだしよりほんだしを使用する方が良いかもしれません。
ほんだしを使った簡単おでんレシピ
おでん作りには専用の素が一般的ですが、もしそれがなくても大丈夫です。
ほんだしを活用した、手軽でコストパフォーマンスも高い代替レシピを紹介します。
この方法を使えば、家にある基本的な材料だけで簡単におでんが作れ、さらに味の調整も自在に行えます。
ぜひお試しください。
ほんだしを使用したシンプルなおでんレシピ
材料(4人分)
水:4カップ
ほんだし:小さじ1
醤油:大さじ2
みりん:大さじ1
塩:適量
作り方
- 水を鍋に入れて沸騰させます。
- 沸騰したら、ほんだしと他の調味料を加えます。
- 下準備した具材を順に煮込みます。
- 全具材を煮込んだ後、出汁が出るので、味見をしてみましょう。
- 足りない場合は、調味料を少しずつ加えて味を整えます。簡単な材料で、短時間で完成します。
ポイントは、最初にほんだしを多く入れ過ぎないことです。
おでんの具は煮込むことで出汁が出るため、初めに薄めにしておいて、具を煮込んだ後に味を調整するのが美味しさのコツです。
ちなみに…
おでんには牛筋を入れることをおすすめします。
数倍美味しくなりますよ。
まとめ
今回は、おでんの素がない場合の代替方法をご紹介しました。
おでんの素は便利ですが、ほんだしと家にある調味料を使えば、手軽に美味しいおでんが作れます。
コスト削減と味の調整の自由度がこのレシピの魅力です。
ぜひ試してみてください。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。